キネシオテーピング法とは?
キネシオテーピング法とは、従来のホワイトテープとは違い、固定することがないので、自由度が大きいのが特徴です。また、皮膚反射を用い、リンパの流れを良くすることで、痛みを和らげることができます。
●薬が入っていないのに、なぜ効くのか?
キネシオテーピング法の発案者・加瀬建造D.C.は長いアメリカでの診療経験から、関節の痛みは、骨そのものの異常によるものより、その関節を動かす筋肉、そして、それらを包む筋膜・筋肉にあることをしり、皮膚と筋肉の伸縮反射を利用したキネシオテーピング療法が開発されました。
●キネシオテープは、筋肉の収縮率と同じ。
キネシオテーピングは、伸縮率が30%~40%。これは、筋肉と同じ収縮率で、伸びすぎる筋肉、収縮しすぎる筋肉を調整したり、皮膚下のリンパ液・血液の循環を促進させ、人体に抵抗なく痛みをやわらげていくために、必須の条件となっています。
キネシオテーピングの使用前・使用後の変化
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キネシオテーピング4大効果
①患部の鎮痛効果
・痛みや違和感がある部位にテープを張ることによって、痛みの症状の緩和が期待出来ます。
②血液・リンパ液の循環を良くする
・局所に留まっている組織液や内出血などの滞りを改善し、流れをスムーズにする効果を期待出来ます。
③筋肉の機能を正しく戻す
・異常な緊張などにより硬くなり、伸びて機能しにくくなった筋肉にわずかな「隙間」を与え、元の「動き」に戻したりする効果で、筋肉疲労や痙攣などにも有効とされています。
④関節のズレを正す
・筋の異常や障害によって、関節を構成している骨を引っ張ってしまうことで起こる関節のズレを筋膜や筋肉の働きを元に戻して調整します。
キネシオテーピングセミナーのご案内
キネシオテーピングを、より深く学びたい方のためにキネシオテーピング講座も行っています。 詳しくは、当院に直接、お問い合わせ下さい。
●キネシオテーピング協会HP http://www.kinesiotaping.jp/